StreamYard(ストリームヤード)は2018年に発売された、ブラウザ経由で動作するライブストリーミングツールです。
ブラウザ上で動作するウェブアプリのため、動作が軽いことが特徴です。
また、Facebook Live、YouTube Live、Periscope、LinkedIn Liveを含む主要なプラットフォームでストリーミング配信、かつマルチキャスト(同時配信)することができます。
ゲストは最大5人まで招待することができ、ライブ配信中のコメントを画面上に表示することができます。
高性能のコンピューターを使用することなく、同時に複数のプラットフォームに配信することができるのがStreamYardです。
では、StreamYardの料金プランとはどのような設定になっているのでしょうか?
StreamYard(ストリームヤード)の料金設定|無料・有料はいくらする?
StreamYardには、以下3つのプランがあります。
プラン名 | 月額料金 | 年払い 月額料金 |
フリー | 無料 | 無料 |
ベーシック | $25 | $20 |
プロフェッショナル | $49 | $39 |
有料には2種類のプランがあり、1年間でまとめて支払うと割安になります。
では各プランではどのような違いがあるのでしょう?
プラン別 StreamYard(ストリームヤード)の機能や特徴
3つのプラン毎の基本機能について解説します。
※リンクは各機能の詳細説明ですので参考してみてください。
StreamYard(ストリームヤード)フリープラン(無料)
無料のプランでも以下のライブ配信で充実な機能を利用できます。
- 最大6人までゲスト表示が可能(本人含む)
- 月20時間までの配信
- 画面共有
- グリーンスクリーン機能
- 動画共有機能
- バナー表示
- 配信先SNSのコメント表示
- ロゴ表示をなくしたい方
- 複数のプラットフォームへの同時配信をしたい方
は以下の有料プランをおすすめします。
StreamYard(ストリームヤード)ベーシックプラン(有料)
ベーシック・プランでは、StreamYard のロゴマークがなくなる他に、以下の特徴があります。
- 最大10人までゲスト表示が可能(本人含む)
- 配信時間に制限なし
- 独自のブランディングロゴの表示
- オーバーレイ画像・動画の表示
- 背景画像の表示
- RTPM対応(VimeoやWixといった配信先指定)
- 1回あたり最大4時間の録画
- 3カ所への同時配信
StreamYard(ストリームヤード)プロフェッショナルプラン(有料)
プロフェッショナルプランは月49ドル(または年払いの場合は月39ドル相当)で、ベーシックプランに加えて、以下特典がつきます。
- 1回あたり最大8時間の録画
- 最大8つの配信先への同時配信
- Full HD対応(1080p)
StreamYard(ストリームヤード)の欠点は?
気軽に配信したい方、様々な機能を使って配信したい方、どちらにもおすすめしたいStreamYardですが、一つの欠点があります。
それはStreamYardの「ライブストリーミングを簡単にする」というコンセプトによるものです。
つまり、説明してきたようなこと以上のカスタマイズ性がない、ということです。
提供されている様々な画面レイアウトの種類には制限があります。
簡素化するためには欠点があるのは否めません。
しかし、裏を返せば、操作性が非常に簡単で、PCに不慣れな方にも扱いやすいとも言えます。
StreamYard(ストリームヤード)は有料版にするべきか?
StreamYardは有料版にするべきかどうか、聞かれることがあります。
もし迷った場合は、無料版から利用してみましょう!
無料版でも十分な機能がある
気軽にライブ配信を始めてみたい!
そんな方には無料版でStreamYardを試してみることをオススメします。
6人までのゲストを画面表示できる機能やスクリーン共有(ホストとゲスト用)が利用できますし、配信視聴者からのコメントも表示が可能です。
また、無料版でもライブ配信せずに録画だけすることもできます。
より本格的にライブ配信したい方は有料版を!
以下のような方には有料版をおすすめします。
・YouTube、Facebookページ、Facebookグループなど複数同時配信をしたい方
・StreamYardのロゴを表示させたくない方
・6人以上のゲストを出演させたい方
・配信・録画時間を気にしたくない方
有料版には同時配信(マルチキャスト)機能が内蔵されているので、複数のライブプラットフォームに同時に放送することができます。
マルチキャストもすべてクラウド上で行われるため、ハイスペックのPCを必要としません。
古いパソコンでもカクカクする心配がないのは嬉しいですね。
また、複数のストリーミング先のすべてのコメントを表示させることもできます。
料理やファッション関連など、Full HDの高画質での配信をしたい方はプロフェッショナル版をおすすめします。
StreamYard(ストリームヤード)は自分に合ったプランで試してみよう!
以上、StreamYardの料金プランのご紹介でした。
無料版でも、簡単操作で十分なライブ配信を楽しめるのが、StreamYard。
まず試してみたいという方は無料版からスタートしてみてください。
また、今までライブ配信をしてきた方が、よりリッチな配信をしたいのであれば、有料のベーシックプランを利用してみましょう。